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柳生八坂神社 新嘗祭とマス釣り大会

こんにちは隊員のkuroです。
11月23日(日)は勤労感謝の日でした。
この日多くの神社で新嘗祭が行われていました。
1948年(昭和23年)に「国民の祝日に関する法律」が制定されるまでは、
「新嘗祭」が祝祭日として定められていたんですね。

と前置きはさておき、
柳生八坂神社の新嘗祭とマス釣り大会にいってきました。

まずはマス釣り大会から・・・・
川を美しくする会(会長 木的祥史さん)主催のマス釣り大会が
柳生を流れる打滝川で行われていました。
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地元の方々、その子・お孫さんご家族で釣りを楽しんでいました。
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父と息子2人で釣り。子供の正座姿がかわいらしい!
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マスがいっぱい泳いでいます。
魚は滋賀県の安曇川から仕入れたとか・・・・
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自家用車に常に川・海の釣り道具一式を忍ばせている私としては、
すぐに戦闘態勢になれましたが、その後予定が詰まっていたため
後ろ髪引かれながら会場を後に・・・・・

そして、新嘗祭へ ※内容に誤りがありましたらご指摘下さい。
まずは手を清めます
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鳥居横に祭っている大麻に一礼
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本殿に移動し、宮司が神殿・相殿・末社の扉をあけます。そして祝詞奏上
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玉串の奉納
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そして、宮司が神殿・相殿・末社の扉を閉め神事が終了となりました。
新嘗祭はこれまで見たことがありませんでしたが、
神事を拝見するだけでも厳粛な気分になりました。

自身でも小さな畑で野菜を栽培していますが、虫やイノシシから被害を経験し
近年の突発的な天候の変化をみると
「収穫の感謝」は大事だなと奈良へ来てしみじみ思います。


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プチ田舎暮らし・柳生-竹かごづくり-に行ってきました!

こんばんは隊員のkuroです。
今日は、奈良市生涯学習財団が実施している
アクティブシニア農業体験事業「プチ田舎暮らし」 柳生-竹かごづくり-に行ってきました!

アクティブシニア農業体験事業とは・・・
農作業などの体験を通じて田舎暮らしを知ってもらい、人生の生きがいや農業への魅力を感じていただく事業です。
自然に恵まれた奈良市東部地区の各公民館で実施しており、対象は、奈良市在住・在勤・在学の成人となっています。
今年度の講座もいよいよ残り3講座です。チャンスはまだあります!!
本講座は人気があり、竹かごづくりの講座も3倍の競争率となっております。

参考:アクティブシニア農業体験事業「プチ田舎暮らし」
http://manabunara.jp/contents_detail.php?frmId=5295

当日に欠員がでたため、取材だけではなく私も受講もさせていただくことになりました。

講師は大柳生にお住まいの「福西 明雄」先生です。
手に持たれている竹かごを作ります。竹の材料は先生が全て準備していただきました。
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まずは硬い青い竹ひご4つ交差させます。その後に柔らかい白い竹ひごを交差させて行きます。
※青い竹ひごの部分が籠の底の角になるため硬い方がいいとのことです。
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みなさんもくもくと竹ひごを編んでいます
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先生が前で手本を見せながらゆっくりと進めてくれます。
わかりやすい説明でした。
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定められた長さまで編み終わると、
竹かごの底の部分を作っていきます。これがまた難しい!
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みなさん一生懸命編みこんでいます。
力が入るので、私も汗をかきました。
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編み終わると丁度お昼休憩に・・・・・
図書室でみんな仲良く昼食です。
柿の酢作りで盛り上がりましたがぜひ作ってつくってみたいと思いました。
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午後からはあらかじめ準備いただいた竹の輪をはめて
一定の高さを計り、余りの部分を切ります。
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切り終われば竹の輪をかごの内側にもはめます。輪と輪の隙間に竹ひごを埋め込み、針金で固定します。
細かい作業で何度もやりなおしました。
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そして持ち手と底を平らにする竹棒を差し込んで完成です。
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最後に皆さんと記念撮影。
世界に1つだけの自分の竹かごを作ることができ
みなさん満足されていました。
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今回は福西先生に竹ひごを事前に準備していただきましたが、
講座中に、竹から竹ヒゴを作られている作業を見ると
素人には非常に難しいだろうなぁと感じました。

個人的にもまた独自で作ってみたいと思います。


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柳生 有俊日本刀鍛錬道場に行ってきました

こんにちは隊員のkuroです。

大和国(奈良県)は日本刀の一番古い生産地とされているようです。
また、剣豪 柳生十兵衛(柳生三厳)で有名な柳生地区ですが、
柳生地区には刀鍛冶がいらっしゃいます。

昨日は刀匠、江住有俊さんの工房である「有俊日本刀鍛錬道場」に行ってきました。
砂鉄から製鉄する「たたら製鉄」。そこから日本刀を製作をされているのは、日本でも数少ないということです。

江住有俊さんです。
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本日は製鉄の工程はされていらっしゃいませんでしたが、
実際に使っている砂鉄を見せていただきました。国(日本国内の砂鉄の産地)によって、砂鉄の色や質も違うようです。
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こちらは砂鉄から取り出した「玉鋼」 1kg8000円という高価な代物です。
鍛錬して最終完成するまでに20~30%しか残らないとおっしゃってました。
また鉄を焼く木炭もかなり高価だとか、日本刀が高価な理由がわかります。
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そして一部ですが実際にを鍛錬する工程を見させていただきました。
玉鋼を熱する作業(ふいごで空気を送ります)
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熱された玉鋼を取り出します
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大槌でたたきうち伸ばします
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お弟子さんを含め平均年齢は70歳以上の方々
鍛錬の作業は現在では機械が主流になってきているようですが、
後世に技術を伝承させていく為にも、手打ちの工程は刀工の資格試験の技術項目になっているとのことです
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何度も何度も鍛錬を重ね
刀の長さに伸ばしていきます。気の遠くなる作業です
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実際の完成品の日本刀をいくつか持たせていただきました。
ずっしりと重さが伝わってきます。
波紋や刀の形により呼び名が沢山あります。事前に勉強してから伺うべきだと後悔しました。
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当然ですが、日本刀の所持は銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)といった法律で制限されています。
日本刀の製作の前段階で申請をし、完成すれば完了報告を行わないといけないということです。
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日本刀の歴史だけでなく、奈良の歴史やさまざまな事を教えていただきました。
訪問前に事前学習をしておくべきだったと後悔しました。

参考:日本美術刀剣保存協会
http://touken.or.jp/seisaku/index.html


「有俊日本刀鍛錬道場」さまからご注意事項
突然の訪問は避けて欲しいということです。事前予約のうえ日時調整(平日のみ)。 
(窓口:柳生観光協会)0742-94-0002
現在の作業工程の状況や人員によっては案内できない作業もあるということです。
また、火の粉・炭などで衣服が汚れてしまう可能性があるので汚れてもいい服で来て下さい。

本来の作業を止めて案内をしていただけます。
案内だけでも炭や人件費などのコストが発生していることだけはご認識下さい。


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いただきます、の重み。

こんばんは、秋の夜長に物思いにふけるせとやんです。

のじゃさんのブログでも書いていましたが、イノシシの解体。
私も少し体験させてもらいました。
皮を剥ぐ作業です。

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写真編集したらすごい自分アップになってしまいました…。
ほんとは目の前にイノシシまるごといます。

私たちはいのちをいただいて生きています。
スーパーでパック詰めされている肉も食べますが、こうして自分の手で携わると本当に尊いものだと感じます。

狩猟に関しては本当に素人中の素人なので、わからないことのほうが多いです。おっちゃんたちもっと教えて!

そして、じわじわとこんなこともしてます

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田原じゅうまわって、直売所に出品されてる生産者さんのところに行かせてもらってます。
まだまだ始めたばかりですが、みなさん暖かく迎えてくださってありがとうございます。楽しくてしゃーないです。

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白菜とりにいこか?

イエーイ!!行く行くー!

おばちゃんたちの愛情が詰まった立派な野菜たち、ようこそ我が家へ…。

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自炊してますよって言うと、田原の人たちはみんなうれしそうです。
料理は好きなので(得意かどうかは別として(笑))、食べ方とかもいろいろ聞けるのもうれしいです。
ありがとう、おいしくいただきます。

このところ毎日考える、「いただきます」の言葉の重み。
口にしたものが自分の糧になっていくことの大事さというか、それに気づいたのは奈良に来る前でしたが、今いろいろ感じるのはなにか理由があるのでしょうかね。

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今日の晩ごはんは田原の大根を使った煮物です。

猪との格闘!  

皆さん、はじめまして。 隊員の「のじゃ」です。
クロさん、せとやん、周子さんにブログを任せっきりですいません(-_-;)

やっとこさ重い尻を上げてブログの執筆に取り掛かることにしました☆
まぁ、尻だけに今後ともおみしりおきを・・・(-_-;)

・・・

・・・さて、

良いスタートが切れたところで、本題に入ります。

山間部の活動として、興味深い問題のひとつが「獣害対策」。
いわゆる、サル・シカ・イノシシ・アライグマなどの農作物被害ですな・・・
今回は「猪(イノシシ)」に向き合う達人に付き添わせていただきました。


今回、ご紹介する達人のおふたり・・・
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阪原地区の日口さん(左) と 大柳生地区の糀谷さん(右) ☆

日口さんはこの道45年の大ベテラン。
糀谷さんはこのエリアの猟友会の会長さんです。
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おふたりに付き添い、連れてこられたのは柳生・邑地地区。

どんだけ狭い道走るねん!・・・っていうくらい細い道を走り、
その先にある仕掛け(檻)にかかったという猪を仕留めに行きます。
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居ました☆    
そこそこ大きい猪ですが、まだ若いらしいです。

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ふたりがかりで仕留めます。


あっという間に片が付き、推定70Kgのオスを軽トラに積みます。
ちょっと驚いたのは、
シートを被せるとか、何か目隠し的なものでもするのかな、と思っていたのですが・・・
このまま公道を走るということ!
柳生地区をドライブしている方々や、ツーリングしているライダーさんが
「ギョッ!」っとした目で通り過ぎていきましたわ・・・(笑)


さて、1頭仕留めたその足で、2頭目を仕留めに行きます。
場所は柳生・興ヶ原地区。
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先ほどのオスより少しだけ小さいメスです。
それでも、かなりの力があり、見ている方もハラハラします。
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無事、仕留めて軽トラに。


もちろん、2頭を積んだまま、目隠しなしで公道を走り、
やってきたのは、大柳生営農センター。


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さぁ! いよいよ内臓を取り出します。
まずは腸を切らないように注意深くお腹を切り開いて、膀胱を取り出します。
膀胱が破れてしまうと、強烈な臭いが充満して肉が食べれなくなります!


「猪肉は臭い」というイメージがあるのは、
仕留めた後、何時間も経ってしまうと腸の中身が発酵して、肉に充満してしまうから。
仕留めた直後に内臓を取り除いてしまえば「臭い」ということはあり得ません。

詳細は省略しますが、熟年の腕前を見させていただきかなりの満足です☆



そして、猪は体温が60℃ほどあり、その日のうちに解体してしまうと肉が黒く変色してしまうそうです。
だから、1日は水に浸けておき、翌日解体します。


つまり、今回解体するのは「前日に仕留めた猪」ということです。



柳生街道をトレッキングしていた方々が続々と見学していきます。

日口さん曰く、
 マグロの解体 は見ることあるかもしれんけど、
  イノシシの解体 はなかなか見れへんで~(笑)」
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トレッキングの方々も
「写真撮ってもいいですか~☆」 とバシャバシャ撮影してました。


お2人はそんなこと気にもせず、地道に皮を剥いでいきます。
「この皮は何かに利用するのですか?」 と尋ねたところ、
昔はよく「雪山用の靴」に加工したものだとのこと。
でも、今は何にも利用せず、捨ててしまっているそうです・・・
何か良い利活用方法がないものでしょうかね・・・



さて、皮剥ぎに時間がかかるから、その間しばらく現場を後にし、
「夕方くらいにもう一度来い!」と言われたので再び現場へ・・・

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すでに「シシ肉焼き」が始まっておりました・・・
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シシ肉をつまみながら、
いろんな話をさせていただきました。


まぁほとんどが エロトーク でしたが・・・
「普段からシシ肉を食っとる奴らは、アホかエロかやで~(笑)」

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「シシ肉は臭い」「硬い」 など、いろいろ噂はありますが、
世間が吹いているそんな悪評は一切感じることはありません!

むしろ、柔らかくて、いくら食べても平気です。

「シシ肉の販売はしないのですか?」と尋ねたら、
自家用に解体して食すのは問題ないけど、
「商売する」となると、専用の食肉処理設備に180万円ほどかかってしまうとの事。

山間部で実際に食肉処理施設を設けて実践している仲間もいるらしいのですが、
そう簡単にうまくいく状況ではないとのこと・・・

山間部での「業(ナリワイ)づくり」は、こちらが考えているほど甘くはないようです・・・

最後になりますが、
日口さんと糀谷さんがおっしゃってたセリフが印象的でした。

「ワシらが解体したシシ肉で、街の人を振る舞って、
 地域の者も集まって、みんなで何とかせんといかん!」


地元の活力ある方々のお話を伺うと、
いつも心が温かくなります。

我々「地域おこし協力隊」ができることって、
こういう地元の活力ある方々と、自然に関心のある街の人々とをマッチングさせることではないでしょうか?


猪の達人に学ぶ、有意義な一日でした。

                       のじゃ

  

串柿作り

なんだかちょっとおひさしぶりになってしまいました。
こんにちは、せとやんです。

おひさしぶりとか言ってる間にもうすぐ12月ですか…。
なんですかこの目まぐるしさ。あっと言う間にクリスマスが来てお正月ですよ。どういうことかと思います。

そんな目まぐるしさに疲れたらぜひ奈良へ。
田原にはおもてなし上手な大先輩方がたくさんおりますよ!

そんな先輩方の助手(?)としてこんなイベントに参加してきました。

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またまたお世話になります、田原公民館のプチ田舎暮らし「串柿作り」でございます。
これはわたしが作ったというか半分以上作ってもらった串柿です。やはり助手ではなくウロウロしていただけだった気がします…。
事務所として使っている旧小学校の玄関にかけてあります!

今回は柿取りも体験しました。

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長ーい竹の棒の先が割れたものに柿の枝をひっかけて、ぐいっと回します。
そんなかんじでやっていきます。

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イエーイ!とれたー
今年は柿の生り年だってみんな話してます。確かにそこら中で柿がたくさん生ってます。
入れ食い状態だ!

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つやつやしてきれいです。
でもまだ食べられません、これを干すと甘くなるなんてふしぎ。

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柿むきます。
田原の大先輩方のあざやかな手つきです。
串にまず6個刺し、これも自分で編んだ藁を両端にひっかけてから、さらに両端に柿を2個ずつ。

ニコニコ、仲睦まじく。

ほほう…。


そんな串柿作り、みんな和気藹々したイベントでした。

こういう保存食作り、個人的に大好きなのでいろいろ知りたい。
それをもっともっと知ってもらいたいなあ…。

今回教えてくださった先生方、ありがとうございました!

来月はしめ縄作りします。今回初めてちょこっとやりましたが、マニュアル車運転してる気分でした。
運転したことないけど…。理屈は分かるけどできないってこういうことかと…。

それで思い出しました、免許早いとこ限定解除しとこう。4WDの軽トラを乗りこなす日を夢見ているせとやんでした。

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山添村 『神野山』に登ってきました

こんにちは隊員のkuroです。
今回は私の妄想話が一部含まれていますがご容赦ください。

昨日は午後から半休を取って、山添村にある『神野山』に登ってきました。
現在、担当している柳生地区を中心とした観光情報の収集・整理を進めております。
柳生一族に関連したスポットは有名ですが、それ以外にもこの地域に古くからある磨崖仏や石仏・古城等興味深いスポットがたくさんあります。そして、関連してヒットしてくるのがこの山添村にある『神野山』です。

『神野山』とは、
昭和33年に奈良県指定名勝として、また昭和50年には、「県立月ヶ瀬神野山自然公園」に指定されています。海抜618.8mの円錐形の山です。山頂は春になるとツツジが咲き、東北山腹にある「鍋倉渓」は、まるで溶岩が流れ出したような奇観を見せ、南西山腹には、情緒あふれる「神野寺」、また北山腹には、羊を放牧している「めえめえ牧場」があり、毎年多くの観光客で賑わいます。

山添村観光協会HP
http://www.yamazoekanko.jp/

基本情報は上記のとおりですが、もう一方で
『山添村いわくら文化研究会』という研究会があり、そこでは神野山は古くからの『巨石信仰と古代たなばた信仰』が述べられています。今でいうパワースポットでしょうか。

超古代文明「イワクラ」
http://www.vill.yamazoe.nara.jp/iwakura/iwakura.htm#daisankakei

また、頂上近くの看板にも記載がありましたが神野山は地形学上「残丘(浸食から取り残されて準平原上に孤立して突起している丘陵)」ということです。残丘として有名な山では、エアーズロック(オーストラリア)、筑波山(茨城県)讃岐富士(香川)等があります。いずれも巨石信仰の対象となっています。

ここまでを前提として登山開始です。
車は鍋倉(なべくら)渓の駐車場に止めてスタートしました。
駐車場すぐに『巨石信仰と古代たなばた信仰』の看板があります。
天狗の伝説もあるみたいですね。いろいろな妄想が膨らみます。
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なべくら渓です。まるで溶岩流のようです。『山添村いわくら文化研究会』では天の川と考えられています。
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紅葉の季節は丁度ぎりぎりでしたが、紅葉の「赤」、コナラ等の落葉樹の「黄色」の絨毯のコントラストが楽しめます
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30分程で山頂です。山頂の展望台が見えてきました。
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展望台からは360℃見渡せます
北東(柳生地区方面)の景色
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南(宇陀方面)の景色
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山頂にある『玉塚』です。隣には神野山大神もあります。
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そして、来た道を下山。

神野山からの帰り道、布目ダムのすぐ近くに『山の神の碑』があることを思い出し
立ち寄りました。
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車で通り過ぎる際には単に石碑があるなーと思っていましたが、
よくよく見ると石碑の向こうには『神野山』が見えました。

また、柳生地区には巨石信仰の対象となっている『天乃石立神社』があります。
『神野山』も『天乃石立神社』も天狗伝説が残っています。

そこと『山の神』『神野山』を地図に落とすと一直線に・・・・・
※GPS付きの写真データをグーグルマップに落としてみました

※画像は著作権の関係から削除しております。詳しくは奈良市東部地域おこし協力隊事務所まで!!

『山の神』の石碑は新しいものだと思いますが、
偶然か必然か・・・・何故そこに建てたのか、妄想が膨らみます・・・・・・
いろいろ思いを巡らすとちょっとした観光スポットも面白いですね。

以前、ある劇団の代表の方とお話しをした際に面白い劇を続けていくには妄想力が大事だとおっしゃっていました。
地域活性化の取り組みやイベントの企画、観光促進もまた妄想力が大事であり、また、それを実現させる推進力が大事なのかなと思った次第です。


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第4回『市庁舎前・彩(いろどり)マーケット』が開催されます~!

平成26年11月24日(月・休)に奈良市庁舎正面玄関前広場にて

第4回目となる『市庁舎前・彩(いろどり)マーケット』が開催されますのでお知らせいたします!
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(画像が荒くてすいません!)


奈良市産の農林畜産物をより多くの方々に知っていただき、また、地産地消を促進することや

生産者が自分たちで育てた自慢の農産物等を直接消費者の皆さまにPRする機会として

今年も彩マーケットが開催されます。

◇内容

●市内で生産された農林畜産物・加工品などの販売(午前9時~午後3時頃)

 市内の農業者が丹精こめて生産した旬の野菜やお米、大和茶、加工品等の試食・販売を行います。
 また、奈良のブランド豚や市内唯一の牧場も出店します。

●旬の野菜ときのこ汁のふるまい(時間:10時~ 500食限定 実施団体:月ヶ瀬温泉ふれあい市場)

  月ヶ瀬特産のシイタケと新鮮な旬野菜をたっぷり使用したきのこ汁をふるまいます。

●チョコベジ(時間:10時~ 300食限定 実施団体:野菜ソムリエコミュニティ奈良) 

  奈良で活躍する野菜ソムリエの皆さんにご協力いただき、野菜の新しい食べ方を提案します。

●奈良市保健所(保健総務課)による食育イベント(9時~正午)

  骨量を計測してワンポイント栄養相談を行います。また、ヘルシーでおいしい野菜のレシピを配布します。

詳しい出店団体や内容についてはこちらのリンクをご覧ください↓

第四回 彩マーケット


※イベント内容・出店団体は予定です。

われわれ奈良市東部地域おこし協力隊の面々もうろうろとしていると思いますので
見かけたら声かけてやってくださ~い!


畑を始めてまだ間もありませんが、生産者さんの育てる苦労を筋肉痛と腰痛で

身を以て体験し、改めておいしいお野菜やお米に感謝感謝の周子でした!!



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柳生秋の文化祭が行われました

こんにちは隊員のkuroです。

昨日は秋雨の中、「柳生秋の文化祭」が行われました。
会場は柳生中学校でした。

地元の方々の作品が展示されています。
家族でお子さんの作品を見に来られる方もいらっしゃいました。
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書道の展示です。
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柳生保育園の園児の作品です。
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体育館の外では菊の展示も。
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最後はみんなで片付けです
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以前、はカラオケ大会もあったようです。
みなさんの作品を見ていると自身でも展示できるような作品を作ってみたいなと感じました。


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柳生中学校「ニッポンバラタナゴの里親プロジェクト」に行ってきました

こんばんは隊員のkuroです。
本日は校長先生との文化祭準備の打ち合わせを兼ねて、柳生中学校で取り組まれている「ニッポンバラタナゴの里親プロジェクト」の学習活動を拝見させていただきました。

「ニッポンバラタナゴの里親プロジェクト」とは
奈良県ではすでに絶滅したと考えられていたコイ科の希少淡水魚「ニッポンバラタナゴ」が、2005年に世界遺産である奈良公園の中の1 つの池で生息していることが確認され、奈良県と近畿大学が協力してニッポンバラタナゴの生息地を守る活動を行ってきました。これと並行して、2009 年より、奈良市教育委員会と近畿大学が協力して、奈良市内の小中学校の池で、生徒達と共にニッポンバラタナゴを守り育てる「里親プロジェクト」を展開しました。柳生中学校は第4番目の里親校で、2011年の3月より敷地内の生態園の池での飼育に取り組んでいます。

本日は、生物の種類・個体数の確認と生態池の整備の学習活動でした。
近畿大学の北川先生や学生さんも来ていらっしゃいました。

中学生の生徒全員がゴム長手袋を着用します。男子生徒は、さらにウェーダーを着用します。
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準備ができたら生態園の池調査開始です。網や手探りで魚や貝を探します
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同時にバケツで水を抜きます。生徒さんたち一生懸命水を抜いていました。
その結果水はすべてなくなりました。採取と同時並行で泥の除去もしていました。
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すくった泥は発泡スチロールの上に乗せ、水生生物がいないかチェックします
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ニッポンバラタナゴの繁殖に必要な「ドブ貝」は丁度100個ありました。
すごい数です。今年生まれたであろう稚貝もありました。
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バラタナゴだけでなく、ヨシノボリ、メダカ?、ヤゴ、サワガニ、マツモムシ、ミズスマシ?、オタマジャクシ、アカハライモリ等々です。特にアカハライモリがいたのはびっくりです。
ヨシノボリがドブ貝の繁殖に役立っているとは知りませんでした。
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学習活動の後、校長先生に理科室を案内いただきました。
事前に採取しておいたニッポンバラタナゴの稚魚がたくさんいました。
また、私だけでなくうちの息子も喜びそうな理科で活用する道具や展示物が多数ありました。
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参考:学校で守る!世界遺産が残した絶滅寸前種ニッポンバラタナゴ- 柳生中学校の取組-
http://www.nara-edu.ac.jp/ADMIN/SOUMU/yagyuu.pdf

実は、息子と一緒に大阪で以下の取り組みに参加しています。
都会・田舎に関わらず水辺環境や生き物について興味を抱き、 その大切さに気付くことで、環境の保全につながると思います。「ニッポンバラタナゴの里親プロジェクト」の学習活動は、環境に興味を抱くすばらしい活動だと感じました。

水辺に親しむ会
http://mizube.gooside.com/dantaigaiyou.html

淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク
http://www.itasenpara.net/



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