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イタドリのジャム

ここ奈良市東部は、春のような暖かいお正月を迎えました。

2016年がスタートして、はや6日が経ちました。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。


昨年の7月にようやく奈良市東部地域に住む家をご紹介いただきまして
(着任から10か月…(つω-`。) )


初めて過ごす奈良市東部でのお正月を存分に満喫させていただきました!!!

こんにちは!周子です(*´ω`)┛




さて、新春のご挨拶を兼ねてある方のお家へお邪魔してまいりました。

甘酒(ノンアルコール)と、のり巻お餅をいただきながら

お正月や近況、地域の話などで盛り上がっていると

奥でお母さんが「カタコト、ジュ~っ!」と音をたて、なにやら何か作っています。



「ちょっと見てみ~!」と呼ばれてのぞいてみると…
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な、なんですかこの赤いグツグツは!あま~い香りが漂っております。

そう、じつはこれ「イタドリのジャム」なのです。

イタドリ 
植物
イタドリ

英名 Japanese knotweed

イタドリ(虎杖、痛取、Fallopia japonica)とは、タデ科の多年生植物。別名は、スカンポ、イタンポ、ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタン。ただし、スイバをスカンポと呼ぶ地方もある(茎を折るとポコッと音が鳴り、食べると酸味があることから)。
ウィキペディア




ほーほー。
わたくしこどもの頃、学校の帰り道や近所の山でよくシガシガしておりました。
すっぱい、あれです。

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この葉の赤色は、冬場凍結から身を守る為に糖分をもとに作り出したアントシアンによるものだとか。
お母さんいわく、「赤い葉は甘いからジャムにするにはこの赤い葉を摘むんだよ~」って。

そういう事なんですね!

「犬の散歩してないとこで摘むんやで」との助言でしたw
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お母さん「ルバーブのジャムに味が似てるねん」
わたし「る、ルバーブ?!あ~、あれですね。う、うんうん。たま~にね!みるよね!」
お母さん「ルバーブのジャムは高いからね~
わたし「お、おしゃれやね」

あんまり知らなかったのでルバーブを軽くかわし、出来上がったジャムを頂いて参りました。

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甘さの中にコクがあって、お料理のソースにも合いそうなおしゃれな味です。

みなさんもよかったら作ってみてくださいね!


いたどりジャム


(所要時間 約90分)

野山に自生するイタドリ。スカンポの名の方が親しみやすいでしょうか。
幼い頃に口にして、酸っぱさの思い出が残っている人も多いのでは。
イタドリのなるべく柔らかい新芽のもの摘んでジャムにしてみましょう!

■材料

イタドリ  10本程
砂糖    イタドリの40~50% ※今回は三温糖を使用しています。
レモン   少々


■作り方

【1】
イタドリを摘みに行きましょう!
道路の道ばたでも結構見つけることが出来ます。
葉がまだ開く前の、新芽の柔らかいものがベストです。
茎に全体的に赤み(赤いはんてん、ストライプ模様etc)があるのがポイント。
 

【2】
イタドリの皮を剥いて、適当の大きさに切りましょう。
筋もなるべく取り除きましょう。
 

【3】 
【2】のイタドリをさっと色が変わる程度お湯で茹で、水に1時間程さらしておきます。
 

【4】
水気を切ってミキサーにいれ、ペースト状にします。
 

【5】
ペースト状になったイタドリに砂糖、レモン汁を加え、コトコト煮て行きます。
お好みの固さまで煮込み続けます。
 

【6】
冷まして出来上がり。
さっぱりとした抹茶色の美味しいジャムの出来上がり!


イタドリジャム レシピ


 

本年もなにとぞ、よろしくお願い致します。

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