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猪との格闘!  

皆さん、はじめまして。 隊員の「のじゃ」です。
クロさん、せとやん、周子さんにブログを任せっきりですいません(-_-;)

やっとこさ重い尻を上げてブログの執筆に取り掛かることにしました☆
まぁ、尻だけに今後ともおみしりおきを・・・(-_-;)

・・・

・・・さて、

良いスタートが切れたところで、本題に入ります。

山間部の活動として、興味深い問題のひとつが「獣害対策」。
いわゆる、サル・シカ・イノシシ・アライグマなどの農作物被害ですな・・・
今回は「猪(イノシシ)」に向き合う達人に付き添わせていただきました。


今回、ご紹介する達人のおふたり・・・
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阪原地区の日口さん(左) と 大柳生地区の糀谷さん(右) ☆

日口さんはこの道45年の大ベテラン。
糀谷さんはこのエリアの猟友会の会長さんです。
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おふたりに付き添い、連れてこられたのは柳生・邑地地区。

どんだけ狭い道走るねん!・・・っていうくらい細い道を走り、
その先にある仕掛け(檻)にかかったという猪を仕留めに行きます。
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居ました☆    
そこそこ大きい猪ですが、まだ若いらしいです。

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ふたりがかりで仕留めます。


あっという間に片が付き、推定70Kgのオスを軽トラに積みます。
ちょっと驚いたのは、
シートを被せるとか、何か目隠し的なものでもするのかな、と思っていたのですが・・・
このまま公道を走るということ!
柳生地区をドライブしている方々や、ツーリングしているライダーさんが
「ギョッ!」っとした目で通り過ぎていきましたわ・・・(笑)


さて、1頭仕留めたその足で、2頭目を仕留めに行きます。
場所は柳生・興ヶ原地区。
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先ほどのオスより少しだけ小さいメスです。
それでも、かなりの力があり、見ている方もハラハラします。
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無事、仕留めて軽トラに。


もちろん、2頭を積んだまま、目隠しなしで公道を走り、
やってきたのは、大柳生営農センター。


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さぁ! いよいよ内臓を取り出します。
まずは腸を切らないように注意深くお腹を切り開いて、膀胱を取り出します。
膀胱が破れてしまうと、強烈な臭いが充満して肉が食べれなくなります!


「猪肉は臭い」というイメージがあるのは、
仕留めた後、何時間も経ってしまうと腸の中身が発酵して、肉に充満してしまうから。
仕留めた直後に内臓を取り除いてしまえば「臭い」ということはあり得ません。

詳細は省略しますが、熟年の腕前を見させていただきかなりの満足です☆



そして、猪は体温が60℃ほどあり、その日のうちに解体してしまうと肉が黒く変色してしまうそうです。
だから、1日は水に浸けておき、翌日解体します。


つまり、今回解体するのは「前日に仕留めた猪」ということです。



柳生街道をトレッキングしていた方々が続々と見学していきます。

日口さん曰く、
 マグロの解体 は見ることあるかもしれんけど、
  イノシシの解体 はなかなか見れへんで~(笑)」
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トレッキングの方々も
「写真撮ってもいいですか~☆」 とバシャバシャ撮影してました。


お2人はそんなこと気にもせず、地道に皮を剥いでいきます。
「この皮は何かに利用するのですか?」 と尋ねたところ、
昔はよく「雪山用の靴」に加工したものだとのこと。
でも、今は何にも利用せず、捨ててしまっているそうです・・・
何か良い利活用方法がないものでしょうかね・・・



さて、皮剥ぎに時間がかかるから、その間しばらく現場を後にし、
「夕方くらいにもう一度来い!」と言われたので再び現場へ・・・

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すでに「シシ肉焼き」が始まっておりました・・・
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シシ肉をつまみながら、
いろんな話をさせていただきました。


まぁほとんどが エロトーク でしたが・・・
「普段からシシ肉を食っとる奴らは、アホかエロかやで~(笑)」

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「シシ肉は臭い」「硬い」 など、いろいろ噂はありますが、
世間が吹いているそんな悪評は一切感じることはありません!

むしろ、柔らかくて、いくら食べても平気です。

「シシ肉の販売はしないのですか?」と尋ねたら、
自家用に解体して食すのは問題ないけど、
「商売する」となると、専用の食肉処理設備に180万円ほどかかってしまうとの事。

山間部で実際に食肉処理施設を設けて実践している仲間もいるらしいのですが、
そう簡単にうまくいく状況ではないとのこと・・・

山間部での「業(ナリワイ)づくり」は、こちらが考えているほど甘くはないようです・・・

最後になりますが、
日口さんと糀谷さんがおっしゃってたセリフが印象的でした。

「ワシらが解体したシシ肉で、街の人を振る舞って、
 地域の者も集まって、みんなで何とかせんといかん!」


地元の活力ある方々のお話を伺うと、
いつも心が温かくなります。

我々「地域おこし協力隊」ができることって、
こういう地元の活力ある方々と、自然に関心のある街の人々とをマッチングさせることではないでしょうか?


猪の達人に学ぶ、有意義な一日でした。

                       のじゃ

  
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Comment

No title
豆屋 #- - URL
2014/11/22 (Sat) 11:06

イノシシの解体ショー興味深く見せて頂きました。
こういう技術とか里山の暮らし、後継し続けて欲しいですね。

No title
のじゃ #- - URL
2014/11/21 (Fri) 09:39

まっさん

真打なんて恐れ多い・・・
どんな状況でも場を和ませる永遠の「二つ目」を目指します(笑)

田原ほっとすてーしょんの鳥獣害対策クラブの件、せとやんから聞いてます。確かに、殺したくて殺してるわけないですよね・・・「自己防衛措置」という表現がしっくりきます。

柳生・大柳生地区でも、
15日の解禁日から、毎日連続で猪が罠にかかっているらしいです。こちらもとりあえずご報告まで。

管理人のみ閲覧できます
# -
2014/11/18 (Tue) 21:41

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